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[レポート]Infra Study Meetup #2「VM時代の開発とCloud Native時代の開発」

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2020年5月20日のInfra Study Meetup #2「VM時代の開発とCloud Native時代の開発」にオンライン参加しました。当日は同時視聴者数が1000人以上となり、大変盛り上がりました。

今回は配信を天神放送局様にお願いしたこともあって安定した配信でした。
配信費用スポンサーのメドピア様ありがとうございました。

テーマ


第2回「VM 時代の開発とKubernetes による Cloud Native な開発のこれから」 青山 真也氏(@amsy810

動画


https://www.youtube.com/watch?v=9YpN9-RCwWE

基調講演


青山 真也氏による基調講演です。

物理マシン時代の始まりから、現在のCloudNative時代までわかりやすくまとまっていました。
ここでいうCloudNativeとはDevとOpsが考えてインフラとアプリが寄り添ったアプリケーション実行環境を利用することです。
CloudNativeはコンテナが必須というわけではなく、EC2でもCloudNativeは目指せます。
逆にコンテナをEC2みたいな使いかたをすれば、それはCloudNativeではないということです。

将来的にはコンテナでアプリケーションを実行するのが、デファクトスタンダードになる(又はもうなっている)と思わされる内容でした。


個人的にはエンタープライズの基幹システムに使われているパッケージは仮想マシンを使い続け、webサイトやアプリを少しずつコンテナにしていくんじゃないかと考えています。 AWSのToriさんのTweetにある通り、コンテナ導入の敷居は下がってきていると感じているので。

質疑応答


基調講演終了後の気になった質疑応答をまとめました。

クラウド未経験のインフラエンジニアの取っ掛かりは?

どういうインフラエンジニアなりたいにもよるけど、kubernetesはマニュフェストが公開されているのでワンポチで動かせる。なのでまずは動かしてみること。盛り上がっているコンポーネントはどういう経緯で作られているかを肌感覚で理解できるようになる。

ここがつらいよkubernetes

マネージドサービスじゃないと人によっては運用が辛く感じてしまう。
自分がいいと思ったエコシステムを入れても、それよりいいものが出てくると入れ替えないと負債になってしまう。導入して終わりではない。エコシステムを含めて変化が激しい。

責任分解点

開発者は少なくともDockerfileを作ってコンテナを作れること。なぜならローカル環境でコンテナを作って動かせないといけないから。ストレージやネットワーク、ポリシーはインフラ側がやることが多いし、内部のロードバランサはアプリがやったほうが捗る。ただ相互にプルリクしていかなくてはならない。
Web系の企業でマニュフェストで揉めるのは聞かない。レジェンド企業だとDevとOpsの境目がすごくて組織的な問題なる。分業されていたところはギャップは簡単には埋まらない。
※レガシー企業をレジェンド企業と呼ぶのは良い配慮ですよね。一応元ネタもあるようです。

LT1「Scheduling Profile が実現する Pod 配置戦略の最前線」


チェシャ猫氏(@y_taka_23)によるスケジュール歴史のお話です。
Twitterの反応を見るに猫耳でよく登壇している方なのかな。

LT2「IaCにおける理想のドキュメント管理を目指す」


濱田孝治(ハマコー)氏(@hamako9999)による構成図管理のお話です。
自動生成だと人間が意図した構成図にならないのが辛みだったのですが、VSCodeプラグインのdraw.ioだと学習コストも安く、構成図の編集もやりやすそうなので、今度試してみたいと思います。


ご本人によるLTまとめがあったので追加しておきます。

LT3「Cloud Native時代の開発環境デザインパターン」


Tomoya AMACHI氏(@tomoyamachi)によるコンテナ開発支援ツールのお話です。
私はdocker-composeしか知らなかったので勉強になりました。

LT4「DBプラットフォームの変遷」


こば氏(@tzkb)による2010年からのDB歴史のお話です。
DBも将来的にはコンテナやKubernetesへ移っていくというのは興味深い話だと思いました。


ちなみに登壇資料の補足がありましたので載せておきます。

LT5「全てがクラウドネイティブで良いのか。その謎を明らかにすべく我々はエンプラの奥地に向かった」


junichi yoshise氏(@jyoshise)によるCloudNativeの超えられない壁(納品)のお話です。GAFA社長が頭にネクタイ巻いて登場したので、かなりインパクトがありました。
Dev納品Opsというパワーワードを引っ提げての、コードリポジトリ納品は聴いていて面白かったです。

まとめ


ゆるく振り返り会に「インフラエンジニアとアプリエンジニアは同じ方向に収束していく」という話が出ました。
IaCテーマの時から感じてましたが、パブリッククラウドの登場を皮切りにインフラエンジニアとアプリエンジニアの技術領域の重なる部分が大分増えている気がしています。
とはいえ専門の得意分野が不要ということではないので、当分の間はやれることを増やしながら得意分野を深掘りしていくT字型を目指そうと思います。

次回の勉強会は6月16日となります。
Infra Study Meetup #3「SREのこれまでとこれから」

Twitterで賑やかし参加するだけでも結構楽しいイベントなので、是非インフラエンジニアに関連する方は参加して欲しいです。

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